中京大学 先端共同研究機構
Institute for Advanced Studies in Artificial Intelligence
「人の知をかたちに」人工知能研究の推進と普及
竹炭材料プロジェクト |
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![]() 竹炭が金属イオンを吸着するのは主に、細孔への物理吸着、酸性官能基への化学吸着、竹炭が含有する金属イオンとのイオン交換等によります。たとえば、道管等を由来とする竹炭のミクロ~マクロサイズの細孔は金属イオンの吸着に大きく寄与しますが、今までの研究で金属イオンの種類によっては炭の表面に残存する酸性官能基への化学吸着の役割が大きいことが分かっています。たとえば、セシウムイオンは低温で炭素化し有機物を完全に燃焼させず、あえて酸性官能基を残した“未熟炭素化竹炭”への吸着効果が高いのです。 本プロジェクトでは、複雑で高度な自己組織化構造を有する生物由来炭素化合物を安心・安全な生活の確保に役立てるとともに、新しい人工知能材料の設計のための知見にしたいと考えています。 |
地球内部における3次元変動データ可視化に関する研究 |
![]() ![]() 本研究では、防災・減災対策に向けた科学教育のひとつとして、地震発生のメカニズムを可視化するツールの開発を試みます。地震の発生源とされているプレートの動きは、地球内部の熱対流によるマントルの動きによるものです。 マントルの動きを可視化することにより、地震発生のメカニズムの理解をさらに容易にするものであると考えられるため、VR装置などを用いてより直感的に可視化できる可視化システムを目指します。 |
ヒューマン・ロボティクス研究 |
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五輪史料プロジェクト |
五輪史料プロジェクトは、本学の貴重な資料(史料)であるオリンピック関連史料のディジタル処理を目的としたスポーツ科学部との共同研究です。ディジタル処理の対象はオリンピック関連資産および関連文書です。資産・物品としてはメダルなどを扱い、新たな技術によるそれらの展示方法の開発や分析を目的としています。一方、文書として第5代IOC委員長 ブランデージ氏が残した文書群を扱い、新事実発見のための解析を目的としています。
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ディジタルヒューマニティーズプロジェクト(DHP) |
![]() 近代公文書としては唯一体系的に残されている台湾総督府文書を題材に、近代公文書に現れる手書き文字の収集や、高水準の手書き文書認識技術の開発を行っています。 |
メディア工学技術の社会応用 |
![]() モノづくりの初等教育用の教材コンテンツの設計開発では、対象を小学校の中・高学年程度の児童とし、電気・電子回路の基本的な知識を身につけながら、様々な機能やデザイン性をもつモノづくりの流れと魅力を知ることを目的としています。 |
持続可能な発展のためのICTを活用した異文化交流活動ラーニングサイクル |
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オーセンティック環境でのものづくりの学びによる持続可能社会構築のための理論と実践 |
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心電時系列異常検知プロジェクト |
![]() 本研究では、高速に学習可能なリザバーコンピューティングを用いて、個別適応可能な心電時系列異常検知アルゴリズムを開発することを目指します。 |
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名古屋市科学館連携講座 |
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2013年9月、情報科学分野の教育・研究活動を連携して実施するため、人工知能高等研究所と名古屋市科学館は相互協力協定を結びました。この協定に基づき、2013年より小学生向けの連携講座が開かれています。 |
公開講座ソフトサイエンスシリーズ |
ソフトサイエンスシリーズは中京大学が展開する公開講座の一つで、人工知能高等研究所と名古屋市科学館が主催しています。1991年以降41回の開催を重ね、国内外の著名な研究者・アーティストが講演しています。 |
IASAI News |
研究成果や運営状況を公開するために、機関誌IASAI Newsを発行しています。 |